「公共貨幣システム」で創造する輝く未来
貨幣の分類
お金には2つの種類しかありません。立法府(国会、議会等)が無利子で発行する公共貨幣と、民間の銀行が利付で発行する債務貨幣で す。
債務貨幣のうち、日本銀行(民間)が発行するするベースマネーと呼ばれるお金のみが法貨で、
その他の債務貨幣はすべて商業銀行が無から創造して利付で貸し付ける銀行預金(平時にのみ貨幣として機能する信用、フェークマネー)です。
債務貨幣は民間(家計や企業)及び政府が銀行からお金を借りた場合にのみ利付で発行されます(あなたのお金は誰かの借金!)。
現行の債務貨幣システムでは、ほぼすべてのお金は債務貨幣として流通しており、
バブル・不況、失業、政府債務の増大、所得格差、環境破壊等、社会的諸悪の根源となっています。
すなわち、債務貨幣システムは経済学のシステムデザインとしては、欠陥だらけの失敗作なのです。
(公共貨幣入門、5ページより抜粋)
公共貨幣への移行
輝く日本の未来を創造((私たちのミッション)するためには、諸悪の根源である「債務貨幣システム」から
ベストシステムデザインである「公共貨幣システム」 へと移行しなければなりません。
債務貨幣システムを温存したもとでのいかさま議論(MMT 現代貨幣論の国債増発や、SDGs
持続可能な開発目標等)に騙されないようにしましょう。
公
共貨幣 PUBLIC MONEY 政 府債務をゼロにする現代版シカゴプラン 山 口 薫 著 東洋経済新報社、2015年9月出版 (第1版 正誤表) 352 ページ、3,800 円+税 |
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https://www.shueisha-int.co.jp
/publish/公共貨幣入門 より抜粋
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