未来研究 Futures Research

 
日本未来研究センター研究員による研究活動を紹介します。
 
 1.未来の公共貨幣システム (Public Money System) を考え、
   持続可能な社会を創造するマクロ経済モデルの研究開発。
   目下、会計システムダイナミックスの手法を用いて、
   日銀の資金循環統計をベースに政府のSNA国民経済計算を統合した
   日本の大規模マクロ経済モデルを開発中(世界初)。完成すれば、
   政府債務危機を克服し、日本経済を復活させるための新しい
   シミュレーション分析とそれにもとづく政策提言が可能となる。
   同時に企業の長期経営戦略のためのマクロ経済ベースとして、
   その実践的応用が可能となる(目下、初期段階の開発を完了)。
   
   研究員:山口 薫
                  山口 陽恵

 2.システムダイナミックスを用いた企業経営分析システムの開発、
   国内普及セミナー用の経営分析教材ソフト開発
 
    研究員:福島 史郎
   
 3.未来ビジョン・シナリオ分析のキャリア活用法

    研究員:水田 和生

 4.中・高校生のためのシステム思考・システムダイナミックス学習コンテンツの開発

   研究員: 末武 透



JFRC Working Papers ワーキングペーパーシリーズ


Making Macroeconomic Models of Japan (Research Note in Progress, 2021) (New!)

Modeling Cross-Border Payments and Foreign Exchange Dynamics (JFRC 01-2020) (New!)
   -- Correspondent Accounts Framework --

Money Stock Equals Total Debts by Banks (JFRC 01-2019)
 -- Theory and Flow of Funds Analysis in Japan --

Constructing ASD Macroeconomic Model of the Republic of Turkey (2002-2017)  (JFRC 02-2019)
   -- Integrated Analysis of GDP and Flow of Funds (Phase 1) --

Modeling Deposit Creation and Policy Transmission Channel via Money Market Rate (JFRC 03-2019)
  -- Initial Implications on Stabilization Policy --

Money Stock = Total Domestic Debts (JFRC 04-2019)
  -- New Theory of Debt Money --

Transform of Anger to Acquaintance -- SD model of "Tempest" (JFRC 05-2019)
Understanding History with Business Model (JFRC 06-2019)

Modeling An EPM-token Experiment (JFRC No. 01-2018)
    -- Accounting System Dynamics Analysis --

Fundamentals of the ASD Model as an Alternative to SMM (JFRC 02-2018)

Public Money, Debt Money and Blockchain-based Money Classified (JFRC No. 01-2017)
    -- EPM as Money of the Futures --

・ Peer-to-Peer Public Money System (JFRC No. 02-2016) (Final Version as of Mar. 14, 2017)
      -- Focusing on Payments -- 
      (Joint paper to be presented at the 2nd Asia-Pacific Region System Dynamics Conference of 
        the System Dynamics Society at the National University of Singapore, Feb. 19-22, 2017)


・ Head and Tail of Money Creation and its System Design Failures (JFRC No. 01-2016)
        -- Toward the Alternative System Design --
      (Presented version at the 34th International Conf. of the System Dynamics, July18, 2016, at Delft, The Netherlands)

・ 会 計システムダイナミックスでひもとく財務4表統合システムの構造 (JFRC No. 01-2014)
    ー 会計を万人が生かせる知識にー
    研究員:山口 薫、出口 恒、嘉藤 靖男、酒井 清美、山口 陽恵


研 究論文紹介


6.研究員の三浦圭貴さん が、日本人で2番目の「システムダイナミックスヨーロッパ修士号 European Master in System Dynamics」を
      2021年3月に授与されました。修士論文のタイトルは
     "Use-PSS rebound: Carbon footprint reduction potential of clothing rental subscription with consideration of direct economic rebound effect"
       です同論文は、洋服のサブスクリプションはCO2削減に役立つかという問いをきっかけに、SDモデルを利用してリバウン ド効果
 (1着あたりのコストが安く なると返って総消費量が増えること)やクリーニング頻度の増加による 洋服の寿命減などを織り込んで分析しています。
  定性分析(Causal Loop Diagram)で関連文献の論点と因果関係をマッピングし、定量分析(System Dynamics)で複数のシナリオをシミュレーション
  して分析することにより、
サブスクリプションの料金体型 と、借りた洋服を繰り返し着る回数が重要な役割を果たすという結論を導いています。
(New ! )

5.  水田和生 副理事長が、「グ ローカルマイン ド構築のための参考枠組みについて」という研究論文 を発 表しました。2018年5月。

4.研究員の山口陽恵さん が、日本人で最初の「システムダイナミックスヨーロッパ修士号 European Master in System Dynamics」を
        2017年7月に授与されました。修士論文 のタイトルは
         "Developing an ASD Macroeconomic Model of the Stock Approach - With Emphasis on Bank Lending and Interest Rates"  です。
        同論文は、ストックアプローチに立脚した世界で初めてのASDマクロ経済モデルで、今後、新しいマクロ経済実証分析の基礎モデルとなることが
        期待されま す。


3.山口薫 理事長と研究員の山口陽恵さんが、第33回国際システムダイナミックス学会(2015年7月20日、
   米国マサチューセッツ州ケンブリッジで開催)に於いて以下の共同論文を発表しました。
    "ASD Macroeconomic Model of Japan on the Flow of Funds and National Accounts -- Report on its Early Stage Development"
        同共同論文は、会計システムダイナミックスの手法を用いて、日銀の資金循環統計や政府のSNA国民経済計算・特別会計・人口統計等のデータを 統合した
   日本の大規模マクロ経済モデル(変数・定数合計1431個)開発の初期段階について研究報告したものです。

2.山口薫 理事長が、第32回国際システムダイナミックス学会(2014年7月20ー24日、オランダのデルフトにて開催)に於いて
   以下の研究論文を発表しました。
           "From Debt Money to Public Money System -- Modeling A Transition Process Simplified"
   同論文は、現行の債務貨幣システムから公共貨幣システムへの移行を、シミュレーションモデルを用いて分析したもの で す。
   この分析によって、政府の債務が完済できるという公共貨幣システムへの移行が、スムースに行われるという経済理論 的基 礎が
   確立されました。


1.研究員の樽本祐助さんが、この度農研 機構から「シ ステムダイナ ミックスを用いたさとうきび産業のモデル化 
   ―北大東島に於ける適用」という研 究論文を発表しました。
   この分野では国内最初の画期的なSD応用論文で、論文主旨は以下のとおりです。
  「島ごとに1つある製糖工場にサトウキビは運ばれます。サトウキビの生産量と糖度は、農家と製糖工場の両方に影響しま す。
   Vensimを用いて、こうしたサトウキビの搬入をモデル化し、Timestepを一日として、複数年をシミュレー ションしました。」
   論文の詳細は、著者に直接メー ルコン タクトでお願いします。
 

研 究書紹介


2.山口薫 理事長が、システムダイナミックスを用いて、消費増税なしでも政府債務をゼロにできるという画期的な貨幣とマクロ経済学に
   関する著書を出版されました。日本で最初に会計システムダイナミックスを応用したマクロ経済学の一般書です。
     「公共貨幣 PUBLIC MONEY ー政府債務をゼロにする現代版シカゴプラン」
      山口 薫 著、東洋経済新報社、2015年9月24日発行、3,800円+税

1.研究員の切東美子さんが、システムダ イナミックス を用いて、医 師の需給システムの構造分析に挑戦し、
   医師不足の原因を探求する画期的な著書を出版されました。
   私たちの知るかぎりでは、この医療界分野では日本で最初のSDを用いた本格的研究書です。
   「なぜ医師不足が起こったのか?ー医師における人的資源管理論」
    切東美子(よしこ)著、産経新聞生活情報センター編集、2015年4月4日発行、1,300円+税


地 球未来白書 2015−16年度版 日本語翻訳

  2015年10月に、研究員の水田和生さんと末武透さんが、地球未来白書の Executive Summary の翻訳を完了し、ミレニアム・プロジェクトのWebからダ ウンロードできるようになりました。地球未来白書の翻訳も,目下日本 未来研究センターで進行中です。




ご案内

未来研究を行っている世界のグループやサイ ト、および未来につながるジャーナル等を紹介します。。

未来研究活動